アコムの過払い金請求の返還目安とポイント

アコムの過払い金請求の返還目安とポイント

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アコムの過払い金請求の返還目安とポイント

取引履歴を取り寄せた場合、3週間~4週間程度で基本的にFAXで届くようです。取引期間が長かったりする場合には、郵送の可能性もありあます。 これは、司法書士や弁護士に依頼した場合と自分でやった時とで変化しますのであくまで目安程度に考えましょう。 現時点においてアコムに対しては、全件訴訟提起、裁判となっています。 アコムの過払い金請求の特徴としては、取引の中断、時効、和解といったな争点が無ければ、大体の場合は満額での和解が成立していることが多いようです。                               アコムは、裁判をしても第1回期日まで何の連絡もないことが多く、こちらから連絡しても応答がないようです。 アコムは、三菱東京UFJ銀行カードローンの事業をしているのとじぶん銀行カードローンについてもアコムが保証しています。 そのため、三菱東京UFJやじぶん銀行に借入がある方は過払い金請求をする際には注意しましょう。 不安な方は過払い金請求をする前に、司法書士や弁護士などに 三菱東京UFJやじぶん銀行を利用中であることを必ず伝えてください。

アコムの過払い金請求で裁判をした場合の解決までの目安

取引履歴開示 約2週間 依頼してから裁判 約1ヶ月 和解日するまで(話し合い) 約1ヶ月 裁判から和解 約2ヶ月 和解から入金まで 約3ヶ月

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アコムで過払い金請求をした人の口コミ・評判

アイフルは自分でやったのですが、本当に面倒でした。しかし残り3社もあります。これは自分でやるよりもプロの手を借りた方が良いという結論に至ったのです。 金貸しのプロからお金を回収するのは、回収のプロに頼むのが1番なんです! 私が依頼したのが、大阪の司法書士法人の杉山事務所でした。これが本当に楽だったのです。相談は無料でしたので、自分でやるか、専門のプロに頼むか悩んだ結果、引き直し計算や裁判等の手間を考えた時に、法務事務所に任せるのが1番良いという結論を自分の中で出しました。 30代 男性

引用:過払い金請求の自分の体験談

過払い金を請求しようと思ったのは良いですが少し不安な部分がありました。 それが過払い請求のデメリットです。まず過払い請求をしますと、司法書士の先生に何割か持って行かれてしまいます。 個人でやれば良いのではと考えられる方も多いようですが、個人では全く相手にされないのが現状です。 また、過払い請求を貸金業者に行うと、その業者から借りれなくなる可能性があると言う事を司法書士の先生から言われました。 ただし、メリットとして過払い金の一部が戻ってきますのでデメリットを今回、眼を瞑り過払い請求をすることに決めました。 30代 男性

引用:アイフル・アコム・レイクに過払い請求した口コミ|完済後

アコムで過払い金請求すると三菱東京UFJ銀行の利用に影響がある

アコムマスターカード(ショッピング枠)を利用中

アコムで過払い金請求をする際に、マスターカード(ショッピング枠)の利用している場合は、キャッシングは完済しる場合でも借金が残っている扱いとなってしまいます。マスターカードのリボ部分の残債も返済してから手続きするのがよいでしょう。

2.旧キャッシュワン(現じぶん銀行)を利用中

以前はキャッシュワン(当時はアコム)でキャッシングをしている場合、キャッシュワンも含めて過払い金請求の対象となりました。キャッシュワン分の借金をじぶん銀行へ債権が移行している方は、アコムの手続きをしてもキャッシュワン(現じぶん銀行)には影響ありません。 キャッシュワンやじぶん銀行でのキャッシングは過払い金の対象外です。

3.三菱東京UFJ銀行カードローン(バンクイック)を利用中

三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)は、バンクイックの返済が出来ない場合は、アコムが保証する契約です。この場合にアコムとバンクイック両方に契約している方で、アコムのみ手続きすることは可能で、バンクイックには影響ないです。 なお、手続き中にバンクイックで延滞があったりすると、アコムでの手続きに影響する可能性がありデメリットになるので注意して下さい。

アコムで過払い金をする際のポイント

貸金業法改正を受け、金利の見直しをおこなったのが2007年でそれ以降は18%以下の法定金利で貸付をおこなっています。2007年以前にアコムと取引がある方が過払い金が発生している可能性は高いです。
個人差はございますが、和解で80%~90%の回収率が相場とされております。 アコムは三菱フィナンシャルグループが株を保有の消費者金融で経営状態も安定しており、過払い金返還資に問題もないのでご相談者様の納得できる回収が見込めるでしょう。

アコムでの過払い金の回収

個人でおこなう場合や、専門家に依頼する場合とでことなってきますが一般的に専門家に依頼した場合和解交渉として80~90%での回収率が見込めるでしょう。

アコムで過払い金に関するよくある質問

住宅ローン・自動車ローンへの影響

完済後の過払い金請求であればローンに与える影響はありません。しかし、返済中の場合は過払い金請求をしても借金が残ってしまった場合はブラックリストにのるので影響がでてきます。

複数回借入と完済を繰り返している場合

取引が複数回に渡ると裁判の争点になるため、過払い金が返ってくるまでに時間がかかる

アコムでの過払い金の回収

個人でおこなう場合や、専門家に依頼する場合とでことなってきますが一般的に専門家に依頼した場合和解交渉として80~90%での回収率が見込めるでしょう。

アコムからお金を借りたことがある人は、過払い金が発生している可能性があります。アコムに過払い金請求を考えている人なら誰もが気になる、アコムの対応や、アコムの過払い金の返還率と返還期間、アコムに過払い金請求するデメリットなどをまとめました。アコムから過払い金を取り戻す前に、アコムの過払い金請求の特徴をおさえて賢く請求しましょう。

アコムの過払い金請求の特徴

  • 三菱東京UFJ銀行系なので経営は安定
  • 過払い金請求の交渉はスムーズ
  • 過払い金の返還期間は早い

アコム株式会社は、消費者金融最大手の1つです。アコムは三菱UFJフィナンシャルグループで、経営状態は安定しているので過払い金を取り戻すのは比較的スムーズです。老舗の消費者金融なので、長期にわたって取引をしている人が多いのも特徴です。

1995年(平成5年)7月から「むじんくん」という自動契約機を導入しており、当時は「ラララむじん君♪」のテレビCMで一躍有名になりました。「ちょっと寄ってく?」「いぃねぇ♪」という気軽なノリのCM効果もあって、無人契約機で取引を始めたかた人も多いかと思います。2007年(平成19年)6月18日以前に取引を始めた人は、過払い金が戻ってきたり、残っている借金が減る可能性があります。

アコムに過払い金請求してから過払い金が返還されるまでの期間と回収率の目安

アコムの過払い金請求を弁護士・司法書士に依頼した場合

話し合いによる交渉(任意交渉)の場合

回収率の目安

80%~

返還されるまでの期間

2ヶ月~

裁判した場合

回収率の目安

100%+過払い利息
(※過払い利息…過払い金に年5%の遅延損害金を付した場合)

返還されるまでの期間

4ヶ月~6ヶ月

自分でアコムに過払い金請求した場合

話し合いによる交渉(任意交渉)の場合

回収率の目安

40%~

返還されるまでの期間

4ヶ月~

裁判した場合

回収率の目安

80%~

返還されるまでの期間

6ヶ月~

アコムに過払い金請求するデメリットとメリット

アコムに完済していて過払い金請求する場合のデメリットとメリット

デメリット

今後アコムからの借入れができなくなる

アコムに過払い金請求すると、アコムカードは自動的に解約処理となり、以降アコムから新規借入れをすることはできなくなります。他の貸金業者であれば借りることができます。

アコムカードにショッピング機能が付帯されている場合(アコムマスターカード)は、キャッシング機能と併せ、ショッピング機能も解約扱いとなり利用できなくなります。

注意:ショッピングの支払い残高が残っていると借金とみなされるため、完済扱いにはなりません。ショッピングの支払い残高のほうが過払い金より多いと、ブラックリストにのるというデメリットがあります。デメリットを避けてスムーズに手続きしたい場合は、ショッピング枠もあせて完済してから過払い金請求するようにしましょう。

メリット

アコムからお金が戻ってくる

アコムに過払い金請求する一番のメリットは、お金(払い過ぎた利息)が戻ってくることです。きちんと完済していれば、アコムからお金を借りられなくなるということ以外、デメリットはありません。時効を迎えて過払い金請求できなくなってしまう前に、はやめに行動にうつすことをおすすめします。

アコムに返済中で過払い金請求するデメリットとメリット

デメリット

過払い金よりも残りの借金のほうが多かった場合、ブラックリストにのる

アコムに返済中で過払い金請求した場合、発生した過払い金は残りの借金に充てられます。過払い金で借金が0になる場合は完済した場合と同じでアコムから借りられなくなる以外にはデメリットはありません。

問題は過払い金請求後に借金が残った場合ですが、信用情報に影響があります。いわゆる世間でブラックリストにのるといわれる状態になり、一定期間、新規借入れができなくなるほか、クレジットカードの審査が通らなくなります。住宅ローンや車のローンなどローンの審査にも影響します。

メリット

  • 過払い金で借金が減る(はやく完済できる)
  • 過払い金が多く発生していれば借金がなくなることもある

アコムに返済中で過払い金請求する一番のメリットは借金が減ることです。過払い金のほうが多く発生していれば、借金がなくなる可能性もあります。

信用情報への登録は、5年程度で削除されます。信用情報に登録されている間は新規借入れやローンを組むことができませんが、たとえ借金がある状態でローンを組めたとしてもさらに借金を重ねることはますます生活を苦しくするだけです。収支のバランスを見直すきっかけにし、5年ほどは借金の返済に注力するといいでしょう。

アコムの過払い金請求を弁護士・司法書士に依頼する場合のデメリットとメリット

デメリット

  • 弁護士や司法書士に支払う費用が発生する
  • 事務所によって当たりはずれがある

当然ですが、弁護士や司法書士などの専門家にアコムの過払い金請求を依頼するには費用がかかります。相談料・着手金は無料とし、取り戻した過払い金の20~25%を成功報酬として受けとる事務所が多いようです。

医者に専門医がいるのと似たようなもので、弁護士や司法書士にも得意分野があります。依頼する事務所を間違って過払い金請求をあまりやっていない弁護士や司法書士に依頼してしまうと、手続き完了までに時間がかかったり、取り戻せる過払い金の額が少ないなどのデメリットが考えられます。専門家に依頼する場合は、過払い金請求の実績が豊富で、質問にしっかり答えてくれる事務所を選びましょう。

メリット

  • 専門家がすべて代わりにやってくれるので本人は過払い金の振り込みを待つだけ
  • 専門家が交渉してくれるので個人でやるより多くの過払い金を取り戻せる可能性が高い
  • 家族や周囲にバレない
  • 返済中の場合、督促が一旦ストップする

アコムの過払い金請求を専門家に依頼する一番のメリットは、楽をしてより多くの過払い金を取り戻すことができるということです。家族に借金を内緒にしている場合でも、誰にも知られないように手続きをおこなうことができます。

また、アコムに借金を返済中の場合、弁護士や司法書士にアコムの過払い金請求を依頼した時点で督促がストップします。毎月の返済に追われている人は精神的に楽になれます。

自分でアコムに過払い金請求するデメリットとメリット

デメリット

  • 時間と手間がかかる
  • 発生している過払い金の額よりも不当に低い金額で和解を迫られる可能性がある
  • 家族に過払い金請求の手続きがバレる可能性がある
  • 返済中の場合、個人で過払い金請求しても督促はストップしない

アコムの過払い金請求を自分でやる場合、アコムに取引履歴を取り寄せて過払い金の計算をするところから、面倒な手続きのすべてをやらなければなりません。アコムの担当者と直接交渉をしなければならない苦労もあります。

アコムの担当者は対応は丁寧ですが、相手が個人だと主張を曲げず強固な姿勢をみせる可能性があります。少ない金額で妥協しないように気をつける必要があります。

最初の交渉で納得いく金額の提示がされなかった場合、裁判をしたほうがより多くの過払い金を取り戻せますが、裁判所にいくのは平日の昼間です。平日の昼間働いている人は仕事を休まなければなりません。

メリット

  • 専門家に払う費用がかからない

自分でアコムに過払い金請求する一番のメリットは、弁護士や司法書士に払う費用がかからなくて済むということです。時間的も精神的にも余裕がある人は自分でアコムに過払い金請求することを検討してみてもいいでしょう。

アコムに過払い金請求する際にかかる費用

アコムに過払い金請求の裁判をした場合の裁判費用

印紙代

裁判をするために裁判所へ支払う手数料。 請求する過払い金の額によって印紙代の金額も変わります。

郵便費用

裁判所が相手方(被告)に書類を送る際に使う切手代。 各裁判所によって金額が違いますが東京地方裁判所で6,400円、大体6,000円前後です。

代表者事項証明書の発行にかかる費用

代表者が商業登記簿に登録しているかの確認書類。手数料で600円かかります。

アコムの過払い金請求を弁護士、司法書士に依頼する場合

基本報酬(定額報酬)

貸金業者1社ごとに発生する費用。相場は貸金業者1社あたり2万円~3万円程度ですが、基本報酬をとらない事務所もあります。

成功報酬(解決報酬・過払い報酬)

取り戻した過払い金の額に応じて支払う費用です。取り戻した過払い金額の20%程度が相場です。成功報酬には日本司法書士会・日本弁護士連合会で決められている上限があり、裁判をする、しないで金額が変わります。

成功報酬の上限
  • 話し合いで解決した場合⇒返還される過払い金の20%
  • 裁判で解決した場合⇒返還される過払い金の25%

減額報酬

アコムに返済中で過払い金請求した場合に、借金を減額した額により発生する費用です。相場は減額した金額の5%~10%です。事務所によって減額報酬をとらないところもあります。事前に確認しましょう。

司法書士や弁護士に支払う交通費や日当

裁判に代理で出廷してもらうにあたり交通費や日当がかかる事務所があります。発生しない事務所も多くありますので事前に確認しましょう。

過払い金請求の費用の内訳は事務所によって様々です。後から聞いていない手数料などを請求されて困ったことにならないよう、正式に依頼する前に費用の内訳を確認し、納得してから依頼するようにしましょう。

アコムに過払い金請求する方法・手続きの流れ

過払い金請求を自分でやる場合も専門家に依頼した場合でも基本的な手続きの流れは同じです。弁護士や司法書士に過払い金請求を依頼した場合はすべての手順を代理でやってもらえます。

1.取引履歴を取り寄せる

アコムに過払い金請求するには、まずアコムから取引履歴を取り寄せます。取引履歴とは、アコムからいついくら借りて、いくらの利息を払って返済したか、すべての取引の記録です。過払い金がいくら発生しているか計算をするために必要な書類です。

アコムの過払い金請求に関する窓口
  • アコム総合窓口:0120-07-1000
    (アコムに関する全般的な窓口)
  • 取引履歴の取得:0120-07-1000
    (電話で本人確認「氏名・住所・生年月日」後、郵送または店舗での直接受け取り)
  • 請求書の送付先:03-3222-2666
    (東京公的応対センター(審査第二部):東京都千代田区富士見2-15-1)

2.過払い金の引き直し計算をする

アコムから取り寄せた取引履歴をもとに、法定利息にのっとって利息の再計算をします。これを引き直し計算といいます。

3.アコムに過払い金返還請求書を送る

引き直し計算をして過払い金の額が算出できたら、アコムに過払い金返還請求書を送ります。過払い金返還請求書に決まった書式はありませんが、過払い金の額と住所氏名、振込先口座番号と、返還請求に応じなかった場合の訴訟の意思表明を書いて内容証明郵便で配達証明をつけて送ります。

4.アコムの担当者と交渉する

過払い金返還請求書を送った後には通常、アコムの担当者から電話連絡がきます。そこで過払い金の額について和解交渉があります。アコム側はまず全額返還に応じることはありません。提示された金額と返還期日に納得いけば、そこで和解成立ですが、納得いかない場合は裁判となります。

5.過払い金請求の裁判をする

アコムとの過払い金請求の裁判に必要な書類
  • アコムに訴えの内容を述べた訴状
  • 裁判所やアコムに過払い金が発生する事実を証明する証拠を伝えるための証拠説明書
  • アコムとどのような取引がおこなわれたかを証明する取引履歴
  • 過払い金がいくら発生しているかを証明する引き直し計算書
  • アコムの会社情報が書かれた登記簿謄本(資格証明書)

アコムに過払い金請求する際の争点 アコムとの取引途中に、一度完済してから数年後また借りたなどの空白期間(取引の分断)があるケースや、一度カードを「解約」してから再契約しているケースでは過払い金の額について争点になる場合があります。

また、取引途中に返済が厳しくなって、アコム返済窓口に自分で支払いの猶予などを相談し、利息をカットまたは減額してもらった経緯などがあるケースでは、請求できる過払い金の額が上下する場合があります。

6.貸金業者から過払い金が返ってくる

裁判で勝訴、または裁判外で和解が成立すれば過払い金が戻ってきます。

自分でアコムに過払い金請求する際に気をつけるべきポイント

引き直し計算を間違わずにする

引き直し計算を間違えてしまうと、取り戻せる過払い金の額も低くなってしまう可能性があります。複数の取引がある(一度完済したあとにまた借りている)場合や、他の貸金業者からも借入れがある場合などは特に間違えないよう慎重に計算しましょう。

返済中に自分で過払い金請求しても督促は止まらない

アコムに返済中の場合、自分で過払い金請求をしても督促は止まりません。督促がストップするのは専門家に依頼した場合だけですので注意しましょう。

不当な和解条件でアコムと和解しない

アコムは、弁護士や司法書士が介入した場合と個人で過払い金請求をしてきた場合とでは対応を変えてきます。自分で過払い金請求をする場合、低い金額で和解を迫られるケースも多いので注意が必要です。

過払い金請求の期限を過ぎないようにする

過払い金請求には完済した日から10年という時効があります。時効をすぎてしまうとどんなに多くの過払い金が発生していても1円も取り戻せなくなってしまいます。過払い金請求には多くの手続きをふむ必要があり、その間にも消滅時効が迫ってしまいますので、一日でも早く行動に移しましょう。

同居家族にバレたくないなら弁護士・司法書士に依頼するのがベスト

自分で過払い金請求する場合、当然ですが直接アコムとやり取りをしなければなりません。携帯電話で連絡がとれない場合は自宅にかかってきたり、書類のやり取りで封書が自宅に届きます。借金をしていた(している)ことを家族に内緒にしたい場合は、自分でやるのではなく、弁護士や司法書士に依頼することをおすすめします。

アコムに過払い金請求する際のリスクと注意点

過払い金が返ってこないリスク

過払い金請求の期限が過ぎてしまわないように注意

過払い金請求の時効は、借金を完済した日から10年です。10年を経過すると時効が成立し請求できなくなります。過去にアコムから借入れをしていて完済から時間が経過している方はお急ぎください。

アコム倒産のリスクは?

過払い金請求は、請求先の貸金業者が倒産してしまうと1円も回収できなくなってしまいます。

有名なところでは武富士は過払い金請求のあおりを受け、さらに総量規制により利用者の減少などの理由から経営状況が悪化し倒産しました。現在では武富士から過払い金請求をすることはできません。

アコムの経営状況は、銀行系消費者金融で三菱東京UFJ銀行の傘下にあるので非常に安定しています。すぐに倒産するリスクは少ないでしょう。過払い金請求の対応も今は他社に比べ良いですが、経営が悪化すれば過払い金を支払うことを渋ります。そうなる前に、アコムで過払い金が発生している方ははやめに手続きすることをおすすめします。

悪徳弁護士・悪徳司法書士に依頼しないように注意

残念ながら世の中には悪徳な弁護士や司法書士事務所が存在します。取り戻した過払い金を着服してしまうなどの不正行為をおこなう事務所があるので注意しましょう。和解書(アコムと和解した過払い金返還額と返還期間)を提出してもらえるかどうかなど、最初に確認しましょう。

過払い金の返還金額が少なくなるリスク

弁護士、司法書士の報酬が高い

過払い金請求を専門家に依頼した場合、報酬を払う必要があります。発生した過払い金の20%~25%を成功報酬として支払うのが相場ですが、よくわからないまま相場以上の報酬を払ってしまうケースもあるので情報収集も必要です。過払い金の有無に関わらず基本報酬をとる事務所は避け、相談料や着手金が無料の事務所を探すといいでしょう。

アコムでの借入ができなくなるリスク

アコムに過払い金請求をすると、アコムのカードは利用停止になり、アコムから借入ができなくなります。ただし、完済したあとの過払い金請求であればブラックリストにのるわけではないので、アコム以外の貸金業者からは借りることができます。

DCキャッシュワンなどのグループ会社からの借入れに注意

アコムの借入れを完済していてもDCキャッシュワンの借入れが残っている場合には完済扱いになりません。信用情報(ブラックリスト)に登録されるリスクを避けたいなら、DCキャッシュワンからの借入れも完済しておきましょう。

アコムマスターカードのショッピングの支払いも完済しておくこと

アコムではマスターカードというお買い物併用型のクレジットカードも発行していますが、ショッピングの支払いが残っていた場合、過払い金で相殺されます。それでもショッピングの支払いが残ってしまった場合はブラックリストにのる可能性があるので注意しましょう。

アコムが保証会社になっている銀行からの借入れにも注意

バンクイックやじぶん銀行のカードローン等はアコムが保証会社になっています。信用情報(ブラックリスト)に登録されるリスクを避けるには、これらの借入れも完済しておくことをおすすめします。

消費者金融の中でも大手で知名度もあるアコムとなりますので、多くの方が利用された経験があるのではないでしょうか。ここではアコムに過払い金請求を行う前に読むことで対応状況や回収率、返還までの目安など具体的なイメージが描ける事ができ、アコムという業者はどのような業者であるかを理解する事ができますので役立てて下さい。

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アコムとは

アコム株式会社は三菱UFJフィナンシャルグループに属する日本の貸金業者で、マスターカードがライセンスを与えている日本国内唯一の消費者金融です。

多くの債権者が過払い金請求を起こしたことから経営へのダメージを受け大きな赤字計上となりましたが、リストラや独自のサービスの充実を計り2008年に三菱UFJフィナンシャルグループの凍結子会社した事で銀行の傘下で経営を行えた事で規模の小さな中小企業のような倒産することなく現在も業務を継続しる企業です。

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アコムの直近の経営状況

直近のアコムの経営状況を決算から見てみますと、消費者金融大手の中でも上位を占めており、有価証券報告書のデータによりますと営業利益、経常利益、純利益とも10は超えており3年連続で黒字、100億円以上の当期純利益も得ていますので問題があるとは言えず比較的良い経営状態にあります。

今日、明日ですぐに倒産に追いやれられる事はまず考えられませんが万が一の事を考えると経営状況が良い時に過払い金請求を行うことに越したことはありません。

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アコムの過払い金請求の対象期間と当時の金利は?

過払い金請求には時効があり最後に取引があった日から10年以内が原則となります。アコムでは貸金業法改正以前の2007年以降では~27.375%の上限金利で利息をとっていましたが、改定後は12~18%の金利を他の消費者金融よりも早く先駆けて導入し、2016年8月現在では3%~18%の金利となっています。

次にアコムでの過払い金請求の対象期間は2007年6月18日に利息制限法で定められた上限金利18.0%に改正しましたので、2007年6月17日以前からアコムを利用していた事が押さえておきたいポイントとなります。

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アコムの過払い金請求で多い傾向や特徴

過払い金請求を行う方法には和解交渉や訴訟がありますが、アコムの特徴としては1年、2年という長い期間ではなく変換を受けられるまでのスピードを重視する事で数回の電話連絡だけで過払い金の返還が受けられる特徴があります。

また代理人を立てず個人で過払い金請求を起こす場合の和解交渉にて押さえておきたいポイントに、アコムでは個人で過払い金請求を起こした場合は過払い金に対して50%、弁護士や司法書士などの代理人が行った場合は80%と相場が決められているのが特徴です。つまり誰が過払い金請求を行うかによって実に30%もの返還率に差が生じることになり、アコムは人を見て和解交渉を行いますので注意が必要となります。

本人が過払い金請求を起こすことで50%の返還しか受けられない、代理人を立てれば80%の返還相場となりますが弁護士費用がかかりますので、過払い金が多ければ代理人を立てて過払い金請求を行う方がメリットはあると言えるでしょう。

 

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アコムから過払い金が返還されるまでの期間の目安

過払い金の返還を受けられるまでの期間は気になるところですが和解交渉か訴訟まで至るかで期間にも開きが生じます。

□裁判(訴訟)を起こさず、話し合いにより和解した場合

本人、代理人の場合でも和解交渉では3~6か月という短い期間で過払い金の返還を受ける事ができます。 ただ受取額の相場が本人だと50%、代理人だと80%ですが弁護士費用がかかることになります。

□裁判(訴訟)を起こした場合

本人、代理人とも6~12か月という長い期間となりますが、過払い金請求の100%が受取額となります。 ただ本人だと訴訟費用、代理人だと訴訟費用に加え過払い金返還成功報酬という各事務所で決められた2~5%ほどの費用が発生することになります。

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アコムの過払い金請求の回収率の目安

アコムでの訴訟では過払い金全額の返還に加え過払い利息(年率5%)まで請求することができますが、訴訟を行ったからといって100%の返還を受けられるわけではありません。アコムでの和解交渉では本人、あるいは代理人の希望額に限りなく近い金額を提示する傾向が高く代理人を立てた場合80~90%の回収率が見込めます。

和解交渉でのポイントは入金されるまでの期間で少しくらい期間が長くなってもいいなら90%、スピード重視なら80%といったように回収率に開きがあるので上手く活用すると良いでしょう。

 

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アコムに過払い金請求する時の注意点

アコムに過払い金請求を行う時には他の貸金業者やアコムが保証会社となっている銀行からの借り入れについても注意しなければいけません。

 

別業者名からの借り入れについても完済しておくこと

アコムで過払い金請求を行う際に他の貸金業者からの借り入れも完済しておくことで本人、代理人とも一括で過払い金請求を行えるメリットがあります。

 

アコムが保証会社になっている銀行からの借り入れについても完済しておくこと

銀行での借り入れは低金利のため過払い金が発生する事はありませんが、アコムはバンクイックの保証会社ですのでバンクイックのカードローンを延滞で過払い金返還に不利益が生じアコム事態が債権者となるため過払い金の請求を原則拒みますので、保証している会社に債務が残っていないかどうか確認してから過払い金請求を行うようにしましょう。

 

一度完済してまた借入れをしている場合

アコムを1度利用して完済して再度お金を借りた場合では、2回目の融資を申込んで契約を結んだ日から数えて10年以内が過払い請求の返還対象期間となります。

 

過払い金請求の時効に注意

過払い金請求には最後に利用取引があった日から原則10年以内となっています。

 

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アコムの過払い金請求を専門家に依頼するメリット

代理人を立てる事で期間は長くなりますが回収率の高い返還を受ける事ができ、全てお任せすることができるので自分では何もしなくてもいいというメリットがあります。特にアコムでは和解交渉にて本人か専門家で30%もの受取額の差がありますので専門家に依頼する価値は非常に高いものがあります。

アコムとは?アコムの会社概要

最近では女優の永作博美さんをCMに起用し、「はじめての~アコム」というキャッチフレーズでも有名なアコム。自動契約機を初めて導入した消費者金融で、「むじんくん」でもおなじみです。赤に白抜き文字のロゴが特徴です。

三菱UFJフィナンシャルグループの連結子会社になっており、倒産リスクは極めて低いでしょう。平成28年5月9日の平成28年3月期決算短信においても、平成27年4月から平成28年4月までの間に、約145億円の純利益を出していることが記載されています。                          前年より営業収益、純利益ともに上昇しています。株価、業績ともに好調で支払能力は問題ない会社です。

アコムの会社概要

商号 アコム株式会社
ブランド アコム
本社所在地 東京都千代田区丸の内2-1-1 明治安田生命ビル
資本金 638億3,252万円
貸金業者登録番号 関東財務局長(10)第00022号
関連 三菱東京UFJ銀行カードローン(バンクイック)、DCキャッシュワン、じぶん銀行カードローン

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