【徹底比較】岩手で過払い金請求を依頼すべき司法書士と弁護士の口コミ・評判

岩手で過払い金請求を依頼すべき司法書士・弁護士事務所

長い間、消費者金融などから借入をしている場合には過払い金が発生している可能性があります。過払い金請求は、法律の知識が必要なため弁護士や司法書士などの法律の専門家に依頼することでスムーズに手続きが進みます。

しかし、法律の専門家である弁護士や司法書士であっても、それぞれ離婚や相続問題など得意分野があり、必ずしも過払い金請求を得意とする法律事務所ばかりではありません。岩手県で過払い金の返還請求を考えている時には、借金問題に強い実績のある弁護士や司法書士などの専門家に依頼することが過払い金請求を成功させるポイントです。

法律事務所に依頼すると、過払い金が戻ってくるまで手続きはすべて法律事務所で行ってくれます。事前に実績や評判などを調べて信頼できる法律事務所を選びましょう。借金問題の相談は無料で行っている法律事務所がほとんどです。ひとつの法律事務所だけでなく複数の事務所の無料相談を利用すると、自分に合った法律事務所を見つけやすくなります。

岩手県で過払い金請求を依頼できる法律事務所は、全国に対応している法律事務所を選ぶ方法と、地域に根差した地元の法律事務所を選ぶ方法があります。

岩手県盛岡市に法律事務所を構える「吉田瑞彦法律事務所」は、労働問題から離婚問題まで幅広い問題に対応しています。過払い金の返還請求では、数多くの相談者の経済的な再生を助けてきた実績がある地域密着型の法律事務所です。 「吉田瑞彦法律事務所」の住所は岩手県盛岡市中央通1－11－17第2大通ビルの2階です。費用は着手金が1社あたり2万5千円、訴訟に移行した場合は実費が追加されます。報酬は、示談交渉による場合は返還額の15％、訴訟による場合は返還額の20％となっています。

「はなまき法律事務所」は、花巻市にある法律事務所で労働問題や離婚問題から刑事事件まで幅広い案件を取り扱っています。借金問題でも相談者の話を丁寧に聞き取り、解決策を提案しています。 「はなまき法律事務所」の住所は岩手県花巻市大通り2丁目6番14号マンションSAN・SAN1階。 費用は着手金が債権者1名につき3万円、報酬は回収した過払い金の20％となっています。

一関市の「弁護士法人リーガルスピリット」は、相続問題や労働問題、借金問題と幅広い分野を取り扱っています。依頼者には難しい法律用語ではなくわかりやすい言葉で、問題点や解決までの状況を説明してくれます。事前に予約をすれば夜間や休日でも対応してくれるので相談しやすいですね。 住所は岩手県一関市田村町3番2号上の橋ビル3階です。費用は、相談料は初回が無料、着手金は債権者1社につき2万円、裁判になった時には1万円加算されます。報酬は過払い金が回収された時のみ、回収された金額の10％となっています。

知っておくべき過払い金請求の情報

過払い金請求のトラブル

法律事務所にとって過払い金請求の報酬は、過払い金の金額で決まります。そのため過払い金が戻ってこない場合や少ない場合には放置されてしまうケースがあります。何か月も経過報告がない場合は、法律事務所に問い合わせてみましょう。 過払い金請求は、早く和解すれば手間も時間もかからないため、過払い金の金額を大幅に減額して勝手に和解をしてしまうトラブルもあります。過払い金は直接依頼者に振り込まれるわけではなく、法律事務所を通し報酬などの費用が精算されてから依頼者へ渡る仕組みです。そこで、着服する悪徳弁護士や司法書士もあり返還された内訳を依頼者へ渡さない法律事務所もあります。和解が成立したら、勝手に和解をしていないか、着服されていないかを確認するためにも、過払い金の内訳や法律事務所の費用の明細を受け取ることが重要です。

過払い金請求は、弁護士や司法書士に依頼することが可能です。しかし、司法書士の場合は、過払い金請求をする業者1社につき債務額が140万円を超えると代理交渉ができません。また、司法書士の中でも、特別な研修を受講し試験に合格した認定司法書士でなければ代理人になることができない仕組みになっています。債務額が140万円を超え、地方裁判所で訴訟となった場合は、書類を作成する支援はできても、介入できないということになります。そのため、140万円を超える過払い金請求については弁護士に切り替えるケースもあり、新たな費用が発生するなどのトラブルになる場合もあります。

過払い金請求は、弁護士や司法書士などの法律の専門家に依頼すると任せたままになりますが、思わぬトラブルに巻き込まれるケースがあります。弁護士や司法書士は、過払い金請求の成功報酬は訴訟がない場合は20％、訴訟があった場合は25％と定められています。そこに様々な条件をつけて高額な手数料を請求する法律事務所も存在します。過払い金請求を扱うNPO法人や紹介業者が仲介した法律事務所は、報酬が高くなっている場合があるので注意が必要です。

法律事務所に相談に行くと事務員が受け付けて対応する場合があります。法律事務所の中には、その後の手続きを弁護士や司法書士本人でなく、そのまま事務員やアルバイトに任せてしまうケースも多いです。その場合は、事務員やアルバイトでは知識も充分でないためトラブルに繋がりやすくなります。 過払い金請求を法律事務所に依頼してトラブルに遭わないためには、信頼できる法律事務所を選ぶことが大事になります。

過払い金請求には時効がある

民法では債権という何かを請求する権利を使わずに10年経つと、その権利が消滅すると定められています。これが「時効」で消滅時効と呼ばれるものです。 過払い金は、この「債権」に当たります。つまり、消滅時効が成立すると過払い金請求はできなくなってしまいます。過払い金が発生し請求する権利が生じても、貸金業者側から勝手に返還されるわけではなく、こちら側から請求しなければ返還されることはありません。そのため、消滅時効が成立する前に請求することが重要です。

最高裁判所の判決によりグレーゾーン金利が撤廃されたのが2006年です。過払い金の消滅時効は10年間であることから、2016年に過払い金が時効になると思われがちですが、時効は最後の取引から起算されるため一斉に時効を迎えるわけではないことを覚えておきましょう。

消費者金融などの貸金業者は、グレーゾーン金利が撤廃されることになった2007年頃から利率を改定しています。過払い金はグレーゾーン金利で借入をしていたものが対象となるため、利率の改定以降は対象とならないので注意が必要です。

過払い金の消滅時効の起算日は借入れた日や契約日ではなく、最終の取引から起算されます。借入を完済している場合には完済した日から起算されるので、契約日が10年以上前でも完済した日が10年以内であれば、過払い金が請求できます。起算されるのが最終の取引なので返済中であれば、最後の借入や返済をした日から10年ということになります。そのため、グレーゾーン金利で借入をしたものが、まだ返済しているというのであれば時効が成立していないと考えられます。

そこで、問題になるのが一度は完済したものの、再度借入したケースです。過払い金は完済する前の全ての取引について請求できるものですが、同一の貸金業者から借入と完済を繰り返していた場合、その取引が「一連の取引」なのか「別々の取引」となるのかは、法律上は明確ではありません。一度完済した時に契約を解除して再び契約をしていたり、解約しなくても次の借入までの期間が長期間にわたると完済した時点で取引が終了したと判断されるケースもあります。また、取引のなかった期間の長さだけでなく、再契約や再借入れの契約内容なども過払い金の対象になるかどうかを判断する材料となるため、一概に再借入れまでの期間だけで判断せずに、司法書士や弁護士などの専門家へ相談してみると良いでしょう。

過払い金請求をお考えの岩手在住の方

岩手県は東北地方の北部、太平洋側に位置し本州一の面積を持ち四国程の広さを誇ります。県庁所在地は盛岡市で県内には北上市や陸前高田市などの14の市と10の郡、山田町などの15の町と4つの村があります。 岩手県は豪雪地帯に指定されていますが内陸部と沿岸部で積雪量は大きく異なります。奥羽山脈は積雪量も多く雪質も良好で、スキー場ではスキーやスノーボードの国内外の大会が開催されるほどです。一方で、太平洋側の宮古市や大船渡市では積雪量が少ないのが特徴です。

岩手県は米どころとしても知られていますが、そのルーツは約2，300年前の弥生時代まで遡ります。米作りには決して適している土地とは言えませんが、県の中央部に位置する胆沢平野では約2，000年前の水田の跡が発見されているほどです。 岩手県には源義経にまつわる史跡が多く残っています。義経が幼い頃に過ごしていた平泉は、最期の地として知られ「高館」に居を構えていたとされています。義経の死を悼んだ4代目仙台藩主の伊達綱村は義経堂を建て、お堂の中には義経の木像があります。義経と最後まで一緒に戦った武蔵坊弁慶の木像があるのが、中尊寺の3番目のお堂「弁慶堂」です。中には義経と弁慶にまつわる木像が安置され、2人の人柄を偲び、歴史に思いを馳せられることでしょう。

また、坂上田村麻呂が蝦夷の記念に毘沙門天を祀ったお堂「達谷窟毘沙門堂」は1，200年以上の歴史があります。当時は108体の毘沙門天が祀られていましたが、度重なる火災で現在は残っていません。源義家が前九年、後三年の役で亡くなった人を供養するために掘ったとされる、阿弥陀如来の顔面大仏は今も残っています。縁切りや金運、再生などのパワースポットとしても知られています。

世界遺産にも登録されている平泉町の中尊寺や毛越寺は、国内だけでなく海外からの観光客も多く訪れています。柳田國男の「遠野物語」は日本の民俗学の先駆けともいわれていますが、その作品さながらの田園地帯が広がる遠野市は「とおの物語の館」などがあり、昔話の世界を体験して素朴な時間を過ごすのに最適な場所です。宮沢賢治の故郷である花巻市には「宮沢賢治記念館」や「宮沢賢治童話村」などの施設があり、宮沢賢治ワールドを堪能できます。花巻と釜石との間を走る釜石線では、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」をテーマにした「SL銀河」も運行されているので、SLで宮沢賢治の世界を訪ねてみるのもおすすめです。

太平洋側は、青森の八戸から岩手県の沿岸部を通り宮城県の牡鹿半島まで及ぶリアス式海岸である「三陸海岸」があります。三陸沖は世界三大漁場のひとつで、サンマやサケ、カツオなど様々な魚が獲れます。リアス式海岸では、わかめなどの海藻やホタテやカキなどの養殖が盛んです。

岩手の観光スポットとして有名な小岩井農場は、岩手郡雫石町にあり日本最大の民間総合農場です。まきば園で牛と触れ合えたり乗馬が楽しめたりできるほか、牛乳工場では工場見学や牛乳の試飲が無料で体験できます。冬には大きな雪像が作られ雪まつりが開催されます。イルミネーションも催されるので、多くの家族連れやカップルなどが訪れ賑わいます。

岩手県の司法書士・弁護士は、それぞれ岩手弁護士会と岩手司法書士会があり、弁護士が103名、司法書士が145名、そのうち認定司法書士が86名在籍しています。岩手県では一人弁護士が多く法律事務所の数は弁護士と同数の約100件の事務所が存在します。司法書士も同様で司法書士事務所は約130件ほどの事務所があります。弁護士や司法書士の法律事務所の中には、借金問題に力をいれているところも多く借金に悩む人の相談に対応しています。

アイフルやアコムなどの全国展開している大手の消費者金融のATMは、岩手県の人口の約7割が集中している内陸部に多く、内陸部を縦貫する東北自動車道沿いに点在しています。岩手県で登録されている貸金業者名は盛岡市の「（株）リディア東北」や北上市の「キングクレジット」などがあります。

岩手県は全国的にみても県民所得が低く、豊かとはいえない状況です。大手企業の生産工場のある北上市などの内陸の県南部では経済が発展し所得水準が向上している一方で、県の内陸北部や沿岸部では経済的に発展が遅れ所得格差があります。

消費者生活センターには借金に関する相談も多く寄せられていて、地方裁判所での自己破産の申立件数も増加しています。多重債務によるトラブルも多く、自治体でも借金問題の無料相談会などの実施や過払い金請求などの情報発信などに取り組んでいます。 岩手県で過去10年前後に借金をしていた人や現在も返済で苦しんでいる人は、過払い金請求を検討してみてはいかがでしょうか？過払い金は、自分から行動を起こさなければ還ってこないお金です。信頼できる弁護士や司法書士などの法律の専門家を見つけて、少しでも早く相談することをおすすめします。