宮城県で債務整理をした方の口コミ・評判とおすすめ司法書士・弁護士事務所

宮城で債務整理をしたいなら？実績のある司法書士や弁護士の事務所をチェックしよう！

宮城は政令指定都市・仙台市を県庁所在地とする東北地方南部の県です。また、東北地方で最も自己破産や個人再生の件数が多いことでも知られています。逆を言えば、債務整理をする環境に恵まれていると見ることもできるでしょう。 宮城で債務整理をすることを考えているなら、実績のある法律専門家に依頼するのが何よりも大切です。しかし、法律専門家は一般人にとって身近な存在ではないため、実際に債務整理に取り掛かるのはそう簡単ではありません。 最善の債務整理をするためには、どのように進めれば良いのでしょうか。 司法書士と弁護士のどちらを選ぶ？ 宮城県仙台市には、宮城県全域をカバーする仙台弁護士会と宮城県司法書士会があり、県内各エリアに所属事務所が存在しています。弁護士と司法書士のどちらを選ぶにしても、探すのに困るということはありません。

そもそも弁護士と司法書士とはどんなもの？

司法書士は、法的な文書を作成するプロです。登記などの手続きで依頼者の代理人になったり、法律関係の書類を作成・提出したりするのが主な業務です。一方、弁護士は法律業務をすべて扱うことができます。司法書士のうち、試験をパスして法務大臣の認定を受けたものを「認定司法書士」と言い、一定の債務整理手続きと140万円以下の民事訴訟の和解と交渉、訴訟代理権が認められています。

弁護士と司法書士の違いと特徴は？

司法書士の費用は弁護士費用よりも安い傾向があります。弁護士よりも敷居が低く、話しやすいのもメリットです。140万円以下の案件であれば、弁護士と司法書士のどちらに依頼しても業務内容に大きな違いはありません。しかし、相性の良さは重要です。

相性が大切なワケとは

いくら高名な弁護士と契約したとしても、委縮して言いたいことも言えないのでは、思ったような解決に至るとは限りません。また、相性が悪いと信頼するのが難しくなりがちです。とくに、任意整理の手続きは法律専門家に任せきりになるため、解決までの間に依頼者ができるのは、ただ待つことだけです。場合によっては、法律専門家からの連絡がまったくないということすらあります。そんなとき、信頼関係ができていないと、「忘れられているのではないか」と心配になるものです。確認したいことが出てきたとき気軽に連絡できないようでは、安心して任せるのが難しいでしょう。

無料相談を利用して相性を確認しよう！

「債務整理をしたい」と思ったら、まずはホームページで債務整理の実績や、利用者の口コミ・評判をチェックしましょう。法律事務所には得意なジャンルがあるのが一般的です。専門でない法律事務所に債務整理を依頼しても、債権者との交渉がスムーズにいかないおそれがあります。また、実際に利用した人の評判は大変参考になるので、必ず確認しましょう。

いくつかの法律事務所を選んだら、いよいよ相談のステップに進みます。弁護士事務所でも司法書士事務所でも、初回相談は無料というところが増えています。このような無料相談を賢く使って、相性のよい法律事務所を探しましょう。相談したからといって、必ずしも契約する必要はありません。複数の事務所で話しを聞き、じっくり考えてから信頼できると思った法律事務所と契約するのが賢明です。

債務整理にはどんなものがあるの？

債務整理とは、払いきれない債務を抱えてしまった人の負担を減らす目的で債務を適切に減額する手続きであり、国が認めた借金減額制度です。債務整理には、任意整理、特定調停、個人再生、自己破産という4つの種類があります。また、過払い金請求をして、戻ってきた過払い金で債務が完済できないと債務整理扱いになります。

自己破産と個人再生とはどんなもの？

自己破産と個人再生は、どちらも裁判所を介して行う債務整理の方法です。裁判所に債務者が申立てをすることで、手続きがスタートします。 このうち、自己破産とは、債務がすべて免除される代わりに最小限の財産を残してすべて没収される債務整理の方法です。一方の個人再生では、債務を大幅に圧縮することができ、裁判所が定めた弁済額を通常3～5年間かけて完済することを目指します。どちらもブラックリスト入りすることは確実で、事実上10年間は記録が消えることはありません。 宮城では、この2つの債務整理の件数が東北地方で最も多くなっていますが、件数そのものは減少傾向にあります。この背景には、改正貸金業法によって「総量規制」がかかり、個人では年収の3分の1までしか借入できなくなったことがあるでしょう。貸金業者の取り締まりが強化されて、多重債務者が減ったこととも無関係ではありません。

任意整理と特定調停とはどんなもの？

任意整理とは、債権者との任意の交渉によって債務を整理する方法で、債務者が任意に債務を選ぶことが可能です。任意整理では、元本が減額されることはなく、利息や延滞遅延金などがカットされます。任意整理を自分で行うこともできますが、あくまでも任意の話し合いなので、債権者が話し合いに応じないのも自由です。そのため、事実上、法律専門家に依頼して進める手続きと考えて良いでしょう。 一方、特定調停とは、任意整理のような個別の債務整理を、裁判所を介して行う方法です。裁判所に申立てをして手続きを進めるので、法律専門家費用がかかりません。ただし、交渉で果たすべき債務者の役割は多く、準備も欠かせません。裁判所の調停委員が仲介役となりますが、専門家ではないため、債権者に有利な調停内容で合意に至るリスクもあります。

どの債務整理を選べばいいの？

任意整理や特定調停を行うと、利息などがカットされるので返済が大幅に楽になりますが、それでも残金を3～5年で完済することが前提となります。これができないなら、別の債務整理を考えなくてはなりません。 個人再生でポイントになるのは、安定した収入があることです。借金が500万円超～1500万円以下なら、5分の1にまで圧縮できます。その残務を3～5年で返済できる見込みがある場合は、個人再生が視野に入ってきます。マイホームを残せる可能性があるのも、個人再生のメリットです。 安定した収入がない場合や、債務整理しても3～5年で返済するのが不可能だと思われる場合は、自己破産することになるでしょう。自己破産を人生の終わりだと悲観的に考える人も少なくありませんが、必ずしも悪いことばかりではありません。価値ある財産はすべて没収されるとはいえ、日常生活に必要な家電やテレビ、パソコンなどの差押禁止財産は、没収を免れます。裁判所に申立てをして認められれば、自動車や定期預金などを保有できる可能性もあるのです。やむを得ない理由で自己破産に至った場合には、人生の再スタートと前向きにとらえることも大切です。

宮城で利用者の多い任意整理とはどんなもの？

自己破産や個人再生が多い宮城では、任意整理の利用も多くなっています。任意整理は、自己破産や個人再生などに比べると、比較的手軽に行えるという特徴があります。

任意整理のメリットは多い

任意整理では、債務すべてを対象とするわけではないため、クレジットカードを残せる可能性が高いでしょう。裁判所を介さないので家族に知られることもありません。連帯保証人がついた債務を債務整理の対象から外せるのも大きなメリットです。 任意整理で、過払い金が発生していることがわかれば、同時に過払い金請求手続きを進めることが可能です。任意整理そのものでは元本を減らせなくとも、過払い金があれば減額できる可能性が出てきます。 厳しい取り立てが止まるのも嬉しいポイントです。弁護士や司法書士との契約が締結されると債権者に受任通知が送付され、そのタイミングで取り立てができなくなるのです。

任意整理のデメリットとは？

任意整理のデメリットはほとんどありません。ブラックリスト入りするため、5年程度はクレジットカードやローンの審査にパスするのが難しくなりますが、それは他の債務整理をしても同じです。ただし、債権者が交渉に応じてくれないと、手続きそのものが進みません。

任意整理するならまずは相談を！

宮城県で任意整理しようと思ったら、任意整理に強い法律専門家を探しましょう。任意整理では140万円以下の案件なら、弁護士と司法書士のどちらに依頼しても大差ありません。むしろ、実績があるかどうかが大切です。 複数の法律事務所を選んだら、無料相談を利用してみましょう。それによって、最善の債務整理の方法も、知ることができるはずです。1人で悩んでいても何も変わりません。思い切って行動を起こすことが、解決の第一歩となるのです。