大分県で債務整理をした方の口コミ・評判とおすすめ司法書士・弁護士事務所

借金で悩む必要はない！？大分でできる債務整理や任意整理とは

温泉街で有名な大分県は、実は温泉施設と同じようにパチンコ店をはじめとしたギャンブル系遊技施設が多い場所でもあります。

そのためパチンコやパチスロに興じる県民も多く、中にはそうしたギャンブルが原因で借金に苦しんでいる人も少なくありません。

人に相談できず、借金問題に苦しんでいるのなら、ぜひ県内にある司法書士事務所や弁護士事務所に相談しましょう。

今回は債務整理や任意整理の問題を解決すべく、具体的な解決策や方法を紹介します。

大分での債務整理や任意整理、司法書士と弁護士どちらに依頼すべき？

債務整理や任意整理の問題を解決したいときに頼りになるのが「司法書士」や「弁護士」です。

どちらも法律の専門家であり、借金に関する問題に幅広く対応しています。

しかし、司法書士と弁護士の違いについて分からない人の方が多いかもしれません。

では、具体的に両者にどのような違いがあるのか、見ていきましょう。

まず、弁護士についてですが、弁護士は簡単にいうと「法律に関する業務のほとんどを行うことができる職業」です。

司法試験に合格し、司法修習を終えた人だけが弁護士として活躍することができます。

社会生活全般における法律分野で活躍し、交通事故のトラブルや遺産相続、離婚問題や借金トラブルなど幅広い分野で活躍しています。

依頼者の相談を受けるだけでなく、代理人として交渉することもできます。

また、法律に関する事務的な手続きだけでなく、訴訟行為や弁護をできるのも弁護士の特徴です。

また、もう一方の司法書士は「定められた分野の法律に関する業務を行う職業」です。

司法書士試験に合格して資格を得た人が、司法書士として働くことができます。

弁護士との大きな違いは、基本的に「訴訟の代理人になる」といった行為はできません。

具体的な仕事を分かりやすくあげると、不動産の登記業務や供託の手続き、裁判所や検察庁などに提出する書類の作成や提出を代行することです。

ただ、司法書士の中でも法務省の認定を受けた「認定司法書士」であれば、弁護士に似た仕事をすることができます。

例えば、交通事故に遭ったとき、請求する金額が140万円を超えない裁判であれば、弁護士と同じように認定司法書士に代理人をお願いすることもできます。

このように、弁護士は法律に関するすべての業務を行うことができますが、司法書士の場合は定められた分野においてのみ、活躍することができます。

ただ、弁護士の業務内容は広く、細かなことに目が行き届かないこともあります。

それをカバーするのが司法書士です。

例えば、交通事故トラブルで起きた「被害の小さな物損事故や人身事故」などは、弁護士が対応してくれないケースもあります。

しかし、そうした小さなトラブルは司法書士が対応してくれることも多く、法律に関するトラブルは司法書士に相談しても良い事案も多数あるのです。

こうしたことから、債務整理や任意整理に関しても、相談は司法書士と弁護士のどちらでも構いません。

ただし法律上、任意整理の対象とした債務の金額が140万円を超える場合は、司法書士に依頼することはできません。

逆に、債務の金額が140万円以下であるなら、司法書士でも弁護士でもどちらに相談しても構わないでしょう。

一般的に、どちらに依頼しても金額や交渉内容などに大きな違いはありません。

大分には、債務整理や任意整理に関する相談を受けている司法書士事務所や弁護士事務所はたくさんあります。

まずは相談をしてみて、信頼できる事務所に依頼するのが一番良いと言えるでしょう。

そもそも債務整理って何？

債務整理とは、国が認めた借金減額制度です。

具体的にいうと、借金をしている人が返済額を減額してもらったり、支払いに猶予をつけてもらったりすることで、ある程度生活に余裕を持つことができるようにする手続きです。

債務整理には大きく分けて4つの手続き方法があります。

1つ目は「過払い金請求」です。

これは、貸金業者などから借金をして返済する際に、本来支払う必要がないお金まで返済していることも多く、その払い過ぎた金額を返してもらう方法です。

これを申請することで払い過ぎたお金を計算し、貸金業者に返還請求することができます。

そして「任意整理」という手続き方法があります。

これは、貸金業者と交渉を行い、借金の減額や金利の見直しなどをしてもらう方法です。

任意整理をすることにより、今後支払う借金の金利が引き下げられたり、過払い金請求ができて払い過ぎていたお金を取り戻すことができたりもします。

そのため任意整理後には、生活に支障のない範囲で借金返済ができることにもなるでしょう。

次に「民事再生」手続きというのがあります。

これは個人再生とも言われており、いまある借金の返済が困難であることを裁判所に認めてもらい、その後減額された借金を数年かけて分割で支払っていく方法です。

借金の内容や金額等にもよりますが、例えば、借金の額が5千万円以下の場合、民事再生手続きを取ることにより返済額が500万円程度に減額されたケースもあります。

民事再生では、住宅等の財産は維持したままの借金整理も可能です。

最後に「自己破産」手続きがあります。

これは、財産が全くないため、借金の支払いが不可能であることを裁判所に認めてもらう制度です。

これにより、法律上借金の支払い義務は免除となります。

しかし、持ち家や車といった高価な財産がある場合は手放さなくてはなりません。

しかし、自己破産をした後は借金を返す必要はなく、それからの収入は生活費などに充てることができます。

温泉街が有名な大分県ですが、それゆえに土地売買の取引で失敗したり、旅館の経営破たんなどが原因で借金を抱えたりする人は少なくありません。

借金の金額や貸金業者によっても違いはあるものの、債務整理を行えば、自分に合った返済方法を見つけるきっかけにもなるでしょう。

大分で利用者の多い「任意整理」とは

債務整理には4つの手続き方法がありますが、中でも最も多く利用されるのが「任意整理」です。

任意整理は、司法書士や弁護士が貸金業者と直接交渉を行い、現在の借金返済条件よりも、より緩和した返済方法を見つけて返済手続きを行っていく方法です。

民事再生や自己破産は裁判所が関与するため、時間や手間が掛かり、弁護士などに依頼する金額も高くなってしまいます。

しかし、任意整理の場合は裁判所が関与しないため、たくさんの提出書類といったものは必要なく、弁護士や司法書士を利用するコストも抑えられます。

大分県民はギャンブルが原因で借金をしてしまう人も多いのですが、土地取引といったものに比べると貸付金が少ないこともあり、任意整理によって借金トラブルを解決している人も多いです。

具体的な任意整理の方法は、まず、弁護士や司法書士に任意整理をしたいことを相談します。

その後弁護士などが本人に代わり、貸金業者と任意整理の意向を話し合い、交渉を行います。

具体的な交渉内容は、借金の金利を引き下げてほしいことや、月々の支払額を下げることを交渉します。

また、過払い金がある場合は過払い金請求を行い、払い過ぎた利息を返してもらうことも多いです。

交渉が成立した後は利息制限法の引き直し計算などを行い、新たな負担の少ない金額を数年にわたり分割払いで返していきます。

任意整理のメリットは、何と言っても完済が早まることでしょう。

任意整理を行うと、原則として手続きが完了した後の利息は免除されることが多く、負担金を減らすことができます。

また、借金返済期間が長い場合は過払い金を支払っていることも多く、ある程度の金額が戻ってくる可能性も高いです。

そして、裁判所を通さない手続きなので時間や手間が掛かることは少ないでしょう。

厳しい規制のある手続きではないので、貸金業者の一部だけ整理を行うといった自由度もあります。

一方のデメリットは、任意整理を行うと、今後5年間他の業者でも借り入れができなくなります。

これは、金融業者の間で任意整理をしたという情報が共有されるため、いわゆるブラックリストに名前が載ることになります。

そのため、例えば車を買うためマイカーローンを利用したくても、任意整理後の5年間はそうした借り入れができなくなります。

また、任意整理をすれば確実に借金負担が減るとも限りません。

業者によってはまったく任意整理に応じないところもあり、裁判所を通じた手続きではないため、強制力も低く、債務を減額させる効果はそれほど高くありません。